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毎パソ通信「りてらしぃ」 第156号(2008/7/23)
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夏休みに入り、東京は連続の猛暑です。公立学校はエアコンが
ない学校が多いですよね。先生、児童生徒たち暑さに負けずに
ともに汗をかきながら、部活に各種活動に取り組んでいる姿が
目に浮かびます。熱中症などに気をつけて元気に暑い夏を乗り
切りましょう。(吉)
第8回毎パソ10月大会の募集を開始し、同時にソフト無料配
信も始まりました。詳しくは、最新情報をご覧ください。
http://maipaso.net/
なお、6月大会は全国47都道府県、海外参加を含む、1,4
30会場から79,620名と、昨年の第7回6月大会を約1
万7千人上回る方々のご参加をいただきました。多数のご参加
をいただきましてありがとうございました。
編集部一同
━━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.文字入力指導カリキュラム その4
「レベル別指導法 ~初心者向け~」
文字入力の技術・指導の専門家からの情報発信
2.教育、情報関連ニュース(毎日jp 教育、ITリンク)
○新教育の森:子どもとゲーム/2
現実と混同する例も
3.毎パソ案内速報
○10月大会のご案内
○課題練習用ソフト配信中(フリーウェア)
○第II類 基礎学力向上
4.学校向けタイピング練習ソフトの無償提供
○基礎から練習ができるタイピングソフト、研究授業の動画
などを無料配信しています。(小中高等学校限定)
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1.文字入力指導カリキュラム その4
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文字入力の技術・指導の専門家からの情報発信
★レベル別指導法 ~初心者向け~★
前回は、ローマ字・かな入力の特徴、そしてホームポジションを
保つこと、キーボードを見ないで打つことなどタッチタイピングの
基本の大切さについてお伝えいたしました。今回からは初心者から
中上級者向けへの指導法を3段階に分けてご紹介します。
まず今回は「キーボードに触れるのは初めて」という入門レベル
から「キーを全て見ないと打てない」という初級レベルに対する指
導方法をお伝えしていきます。
【初心者への指導】
「キーボードに触れるのが初めて…」という児童生徒に指導をお
こなっていくには、まずローマ字入力とかな入力の違いを説明して
あげることが大切です。それぞれの特徴は前回のメールマガジンの
中でもご紹介しましたが、ローマ字入力はキーを覚える数が少なく
て済むというメリットがあり、かな入力は原則1文字=1打鍵のた
め打鍵数が少ないというメリットがあります。
入力方式はそれぞれの特徴を理解した上で、児童生徒に合った方
法を選択することが可能ですが、ローマ字入力は覚えやすいという
メリットがあり、英文入力にも自然に取り組めることから、これか
ら教えるのであればローマ字入力のほうが良いといえます。
初心者向けの指導では、まずこれから指導する入力方式(ローマ
字 or かな)の特徴をしっかり伝え、「1つのキーに色々書いてあ
ってよくわからない」などの不安感を払拭することがポイントです。
【ローマ字未習者への指導】
ローマ字入力を低学年の児童に教える際に必要になってくるのが
アルファベットの習得です。アルファベット未習の児童に指導をす
る場合は、ローマ字入力の練習を始める前に、ローマ字かな変換表
を用意したりアルファベットカードを作成したりといった準備が必
要です。また、ローマ字入力には、ヘボン式と訓令式の2種類があ
り、例えば「し」をヘボン式で書くと「shi」、訓令式で書くと
「si」となります。文字として書くときには使い分けることが必要
ですが、タッチタイピングにおいて文字入力に使用するという観点
では、入力数の少ない訓令式の方が効率的でしょう。
【基本を押さえた指導①】
タッチタイピングの習得には、基本を押さえた上での繰り返し練
習がとても重要です。
中でも一番重要とされるのは「ホームポジションを守ること」で
す。ローマ字入力の場合、左手の人差し指を「F」、右手の人差し
指を「J」に置いた状態がホームポジションです。文字を入力した
後は、必ずホームポジションに指を戻すように意識しましょう。
ホームポジションを守らずに一度間違った指の使い方を覚えてし
まうと、それを正しい位置に直すのに相当な時間がかかってしまい
ます。間違った指の使い方をしていた期間が長いほど、変な癖がつ
いてしまい矯正していくのがとても難しくなります。最初から正し
いホームポジションを身につけることが早い上達への道しるべです。
【基本を押さえた指導②】
二番目に重要とされるのは、「決してキーを見ないこと」です。
不安になって、キーボードを見てしまうといつまでたってもタッチ
タイピングを習得できません。
最近では、世の中のほとんどの人が日常的にキー入力をおこなっ
ています。会社員の方は毎日パソコンに向かっている人も多いこと
でしょう。しかし、毎日相当な数のキーボードを打っているにもか
かわらず、ほとんどの方は「見ないで打つ」ことができていないの
が現状です。何十時間、何百時間と打っているのにも関わらず、です。
タッチタイピングの習得とは、端的にいえばキーの位置関係を脳
と体に覚えさせることです。どんなに多く入力をこなしても、キー
ボードを見てしまっていては位置情報はいつまでたっても覚えられ
ません。この位置を覚える回路を脳に作り、情報を定着させるには
「キーボードを絶対に見ないようにする」ことが何より重要です。
【PICを活用した練習のススメ】
キーを見ないで打てるようになったら、タッチタイピングを習得
したことになります。しかし、打つスピードが伴わなければ本当に
習得したとは言えません。では、タッチタイピングの速度を上げる
にはどうしたら良いか。答えはただ一つ、練習あるのみです。しか
し、練習をするといってもただ文章を打っていくだけでは面白くな
く、すぐに飽きてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、日本パソコン能力検定委員会監修の
「パソコン入力チャレンジ(PIC)」(※)を使ったタイピング
練習です。PICは全くの初心者から初中級者を対象に10段階に
細かくレベル分けされ、様々なレベルの指導に対応することができ
る文字入力学習ソフトです。ホームポジションの習得から、アルフ
ァベットの大文字・小文字の使い分け、漢字変換などの段階を踏み
ながら個々のペースに合わせて学習していくことができます。PI
Cを使えば、すでにタッチタイピングの中級レベルくらいまで進ん
でいる児童生徒でも飽きることなく、楽しく授業に参加することが
可能です。
また、PICでは1つの課題の制限時間が1分のため、集中力を
保ちながら無理なく練習させることができます。アルファベット、
ローマ字、ひらがな、短文、長文という順番で学習が進んでいき、
1段階ごとに評価をおこないます。評価もS・A・B・C・D の5段階
で表示され、一人一人の児童生徒がレベルアップを目標に練習に励
むことができます。
(※)パソコン入力チャレンジ(PIC)ソフトウェア
http://www.maipaso.net/maipaso/manabi.html
(※)学校向けタイピング練習ソフトの無償提供 毎パソ学校サイト
http://www.maipaso.net/maipaso/school.html
【指導時の注意事項】
前回からの繰り返しになりますが、指導時に注意しておきたい項目が
2つあります。
1つ目は、練習を開始する前にタイピングの姿勢をしっかり整える
ように児童生徒に呼びかけることです。イスの高さは、パソコンの画
面を少し見下ろせる位に調節し、深く腰かけて、背筋はピンと伸ばし
手をホームポジションに置きます。姿勢が悪いままで練習をしている
と、視力低下や肩こりなどの原因を引き起こしてしまいます。
2つ目は、マメに休憩時間を取ることです。毎パソでは1つの課題
の制限時間を5分以内、PICでは1分としていますが、それでも休
憩なく練習を続けていると、目のかすみや腱鞘炎、肩こりなどに繋が
ります。集中力の持続性を保つためにも、児童生徒の状況を見ながら
休憩時間を適度に作ってあげて下さい。
【まとめ】
以上が、入門者~初級者を対象とした指導方法です。「ホームポジ
ションを守ること」、「決してキーを見ないこと」の2点をしっかり
と指導することが重要です。又、楽しく練習していくためにも、ぜひ
PICを上手にご活用下さい。
次回は初級~中級者に向けてのレベル別指導法をご紹介します(続く)。
☆☆☆よくある質問☆☆☆
ここでは、普段児童生徒から寄せられる質問の内、ちょっと悩んで
しまうようなものを中心にご紹介していきます。
今回は「スペースキー」や「数字の6」といった、ちょうど中間に
あるキーの打ち方です。これを左手で打つのか・右手で打つのかとい
う質問がよくありますが、これはなかなか難しい質問です。指の対応
表も出典元によって左右書き方が異なります。
結局のところ自分が打ちやすいと思う方ならどちらでも構いません。
ただこれから新しく覚えるのであれば、どちらも左手で打つのが良い
でしょう。右手はただでさえカバーする範囲が広く、Enterキーや
BackSpaceキーなどの打鍵で中央から離れることが多い為、左手のほう
が安定します。
隅野 貴裕
ITコーディネータ。文字入力の技術・指導に関する研究に取り組む。
内閣総理大臣賞受賞(平成14年度英文部門、平成18年度和文部門)
(このコーナーの次回は8月26日掲載予定)
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2.教育、情報関連ニュース(毎日jp 教育、ITリンク)
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新教育の森:子どもとゲーム/2 現実と混同する例も
最近、毎晩遅くまでゲームをする中学生の弟が気がかりだ。時々
助手席に乗せる。「ゲームは楽しいからやめられない。ただ、現実
の世界は違うということを大人が教えてあげることが必要だと思う
んです」
【毎日jp 教育】
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080723ddm002100057000c.html
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3.毎パソ案内速報
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●第8回 毎日パソコン入力コンクール 10月大会のご案内
10月大会の申込み受付、ソフト配信(I類パソコン入力)を開始
いたしました。是非ご参加ください。
【大好評!!毎パソ学校参加が増えています】
経費負担の少ない「学校一括参加」(50名以上)
http://maipaso.net/top/school/index.html
【時代のニーズ タイピングスキル認定】
就職に有利。パソコンスクールなどでの参加が増えています。
パンフレット「受験に就職に活かそう」 415KB
(級位認定とタイピングスキル認定)
http://www.maipaso.net/maipaso/Cfficial_Cert.pdf
詳しい日程は、下記の通りです。
【第8回毎日パソコン入力コンクール10月大会】
7月14日(月)申込み受付開始(第Ⅰ類・Ⅱ類)
<第Ⅰ類パソコン入力>
課題文章・練習用ソフト
7月14日(月)より配信
<第Ⅱ類基礎学力向上>
英単語・漢字・計算・フラッシュ計算
9月1日(月)より配信
10月 1日(水) 大会開始
10月31日(金) 受付締切り・大会終了
●第8回毎パソ課題練習用ソフト配信中(フリーウェア)
無料配信中です。是非一度ダウンロードしてお試しください。
【毎日パソコン入力コンクール ダウンロードページ】
http://www.maipaso.net/dl/soft.html
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●第II類 基礎学力向上!!!
下記の日程で、第Ⅱ類基礎学力向上「英単語」「漢字」「計算」
「フラッシュ計算」の配信をいたします。
【練習・体験期間】
9月1日(月)正午から30日(火)午後6時まで
【競技期間】
10月1日(水)正午から10月31日(金)午後6時まで
★英単語★
【ねらい】
読める・書ける(打てる)・意味がわかる・聞ける・言える。
※全国大会優勝者に総務大臣賞を授与
★漢字★
【ねらい】
漢字が読める。漢字の意味がわかる。
※全国大会優勝者に総務大臣賞を授与
★計算★
【ねらい】
計算が正確に速くできる。
※全国大会優勝者に文部科学大臣賞を授与
★フラッシュ計算★
【ねらい】
そろばんをイメージして暗算を正確に速くできる力をつける。
※全国大会優勝者に毎パソ特別大賞を授与
◎第II類基礎学力向上の詳しい内容は、下記をご覧ください。
http://maipaso.net/core/
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4.学校向けタイピング練習ソフトの無償提供 毎パソ学校サイト
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「毎パソ学校サイト」のソフトを使用して行われた研究授業の
動画、基礎から練習ができるタイピングソフトなどを無料配信
しています。全国の小学校、中学校、高校、大学など約1000
校で活用していただいておりますので、是非ご活用ください。
▼詳細につきましては、下記URLよりご覧ください。
http://www.maipaso.net/maipaso/school.html
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りてらしぃ編集部では「一度身につければ一生使える、文字
入力技能」を広めるために、毎月第2・4水曜日、小・中・高
等学校などの指導者向けに送信しています。
新学習指導要領の小学校の総則に「文字を入力するなどの基
本操作や情報モラルを身に付ける」ことが明記され、いよいよ
児童生徒の「情報」への取り組みが本格的になります。
現場でご指導なさっている先生方は、子どもたちに「情報」
を安全にそして有意義に活用してほしいと願っていることと存
じます。
指導者のみなさまが児童生徒たちを応援するために役立つ情
報を配信いたします。
●第2週目の特集
<活用! 毎パソ!>
全国各地の高等学校、中学校、小学校などから毎パソ
の活用事例を紹介いたします。
●第4週目の特集
<文字入力指導カリキュラム>
文字入力の指導計画やその具体的な実践方法などをご
紹介し、文字入力指導に取り組もうと思っている先生方
を専門家がずばり応援します。
毎パソ通信「りてらしぃ」をご愛読いただき、ぜひ現場での
参考にしていただければ、幸いです。あわせて、前向きなご意
見、ご提案などをお寄せください。よろしくお願いい
たします。
○ご意見などの宛先 => info@maipaso.net
今号(155号)は、7月9日配信予定でしたが、6月大会結
果発表との兼ね合いで、不規則ですが7月16日配信といたし
ました。配信が一週間遅れた旨、お詫び申しあげます。
編集部一同
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編集発行人 :毎日パソコン入力コンクール事務局
〒198-0036 東京都青梅市河辺町10-14-12
日本パソコン能力検定委員会内
Tel.0428-24-1163
バックナンバー
http://www.maipaso.net/maipaso/melmaga_back.html
この通信は毎日パソコンコンクール(毎日新聞社、日本パソ
コン能力検定委員会主催)が目指す基礎的なコンピュータリテ
ラシィとその活用の涵養を進めるため、主に小・中・高校の指
導者向けに発行しています。
ご不要の場合はお手数ですが、毎日パソコン入力コンクール
宛(info@maipaso.net)に受信拒否と表示してメールを送信し
てください。
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